先日の古河はなももマラソンの、走行ペース（灰色）とストライド(青)、ピッチ（オレンジ）の距離ごとの推移を示したグラフです。

これを見てて気づいたのは、３０ｋｍ辺りまでほぼサブスリーペースより速いペースで走っているのですが、ストライドはほぼ一貫して低下傾向、ピッチはそれを補うように増加傾向になっています。

５kmごとのピッチ（ｓｐｍ）とストライド（ｃｍ）の平均は、
～５ｋｍ：１８５、１３３
～10ｋｍ：１８６、１３２
～15ｋｍ：１８７、１３１
～20ｋｍ：１８８、１３０
～25ｋｍ：１８９、１２７
～30ｋｍ：１８９、１２６
～35ｋｍ：１８８、１２２
～40ｋｍ：１８６、１１９
～Goal：１８５、１２０
となって、ピッチは２０～３０ｋｍをピークに終盤は減少傾向でした。

走速度というのはピッチ×ストライドなので、どちらかが落ちたらどちらかを上げれば一定速度で走れるのです。

３０ｋｍ以降は、ピッチもストライドも減少となりペースがガタ落ちに・・・。

不思議なのは、自分ではまったく意識していないのにストライドの低下をピッチで補っていたということ。

ストライドは筋力に比例するので、疲労に伴い後半ほどストライドが減少するのは仕方ないのですが、ピッチが落ちるのは何に起因しているのか？

意識すればピッチは維持できるのか？

マラソンって奥が深いなあ。

とりあえず練習で意識すること
・インターバル走、ＬＴ走、ロング走の後半、苦しくなってきたら腕振りでピッチを上げること