いわきでは向かい風にこっぴどくやられましたが、実際の走り方はどうだったのか見てみました。

この日は西寄りの風が強かったのでおおよそ１７．１ｋｍの第一折返し点から３４．３ｋｍの第２折返し点の手前までが向かい風だったと思われます。

上の図はＦｅｎｉｘ３と心拍（加速度）計で測定したランニングダイナミクスのグラフに向かい風だったと思われる部分を黄色い線で囲ったものです。

向かい風区間では、歩幅が小さく、上下動が大きく、接地時間が短くなっていることがわかります。

私のランニングフォームでは走速度が落ちると、歩幅が小さく、上下動が大きくなるので、歩幅と上下動は走速度の低下に伴う変化だと思われますが、なぜか接地時間が短くなっています。

向い風の中では、滞空時間中は風で減速されるだけなので、なるべく接地時間が長い方が有利なように思いますが、逆になっていたようです。

今度から、向かい風のときは接地時間を長くするように（着地点を前に持って行くあるいは、支持脚の力の入れ方をじわっとする）意識して走りたいと思います。