およそ２ヶ月のランオフで、心肺能力が約１０％低下した記事を書きましたが、何でこんなに短い期間で変化が現れるのか不思議でした。

最近になって体重の変化を見ていたら、ひょっとして？と思う数週間のランオフによる心肺能力低下のメカニズム（仮説）を思いつきました。

下のグラフはここ半年の体重（赤い折れ線）と体脂肪率（緑の折れ線）です。


１０月１２日から膝痛によりランオフ、１０月１６日からは自転車も乗らないようにして体重も増加傾向の中で、１０月２７日と２９日（赤い矢印）の辺りだけぽこっと体重が減少しています。

ここから私の仮説ですが、ランオフ開始から２週間程度で体重が一度減るのは体内の血液（水分）量が減るからなのではないかと。

ランオフで大量の血液を体の隅々まで送る必要が無くなり、短期間で容易に起こる適応が脱水～血液量の減少ではないのか。

血液（水分）量が減っても酸素を運ぶ赤血球の数は変わらないので、心肺能力には影響なさそうですが、血液の水分が少なくなると粘性が高くなり、体の隅々まで血液を送るという面では抵抗が増えて、心肺能力の低下が現れるのではないか。

もしこの仮説が正しいとすると、ランオフで落ちてしまった心肺能力を元に戻すには、トレーニングとともに多目の水分補給が必要なのかも。

冬場はあまり汗をかかないので水分補給がおろそかになりがちですが、注意しなければなりません。

それから、血液量を増やすのには運動後に牛乳を飲むのも効果的なんだそうです。

これは実行しやすいですね。