2014年01月27日(月) 【 ラン・つれづれ 】 edit
これまでどうしても破れなかった「30kmの壁」を、最近のロング走で破ることができたことから、30kmの壁とは何だったのかを考えてみます。
①12月8日のロング走

・走行前はずっといつもどおり糖質中心(摂取カロリーの6割ぐらいが糖質か?)の食生活
・事前に食べすぎなくらい炭水化物を摂取
・走行中も10kmごとに粉飴水溶液とスポーツドリンクを摂取
・入りの5kmはいつもどおりやや速め(最初の2~3kmは特に速く最後で帳尻合わせ)で4分26秒/km
・30km過ぎて脚が出なくなりペースダウン(4分35秒/km)
・35kmの平均ペース:4分29秒/km
②1月5日のロング走

・3週間ほど平日の食事を糖質オフ
・2日前に30km走(平均4分24秒/km)実施
・走る数日前から高糖質食、当日朝は雑煮(切り餅3切れ)、当日昼はお汁粉(切り餅4切れ)
・補給は12kmごとにスポーツドリンクのみ
・入りは遅め(4分42秒/km)
・35km過ぎても脚が出なくなることなく、35~40kmは大幅ペースアップ(4分21秒/km)
・40kmの平均ペース:4分35秒/km
この結果をもたらした要因で真っ先に思いつくのは、
1.平均ペースと入りのペースの違いが糖質の消費割合に影響した。
ということ。
そこで、以下の仮定をして①、②の糖質の消費割合を計算してみます。
・どちらも体内の糖質(グリコーゲン)量は一定(1600kcal)
・体内の糖質の8割を使うと脚が出なくなる。そのポイントは①は35kmで、②は40kmとする。
・走行中の消費カロリーは距離×体重(偶然2回とも走行前の体重は65.2kg)
①における糖質の消費割合=1600×0.8/(35×65.2)×100=56.1%
②における糖質の消費割合=1600×0.8/(40×65.2)×100=49.1%
となります。
その他、この結果をもたらした要因として考えられるのは、
2.このところのランニングエコノミー向上のための取組みが影響して、消費カロリー自体が減少した。
3.このところの糖質オフが、糖質の消費割合減少に寄与した。
4.②の糖質オフ~2日前のロング走~糖質主体食の流れが偶然カーボローディングにぴったりだった。
といったところでしょうか。
1.は、下の図のような関係があるそうなのでもっとも確からしいけど、平均ペースでたったの6秒差でそんなに差がつくのかちょっと疑問もあります。
4分30秒/km辺りの6秒差ってあまり体感上差を感じないので・・・。
ちなみに以前測定した最大酸素摂取量66.9ml/kg/分から100%VO2maxのペースを求めると3分4秒で、平均ペースのVO2maxに対する比率はそれぞれ①が68.4%、②が66.9%とわずか1.5ポイントの差。
図から目測で60%VO2maxで糖質50%、100%VO2maxで糖質100%として、この間を一次式で近似(糖質利用割合=125×%VO2max-25)すると、①では糖質の利用割合が60.5%、②では58.6%で2ポイントほどの差となり、やはり1.の要因だけではなさそうに思えます。

じゃあ30kmの壁を破れたのは何故なんだ?
長くなったのでPart.2に続く
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①12月8日のロング走

・走行前はずっといつもどおり糖質中心(摂取カロリーの6割ぐらいが糖質か?)の食生活
・事前に食べすぎなくらい炭水化物を摂取
・走行中も10kmごとに粉飴水溶液とスポーツドリンクを摂取
・入りの5kmはいつもどおりやや速め(最初の2~3kmは特に速く最後で帳尻合わせ)で4分26秒/km
・30km過ぎて脚が出なくなりペースダウン(4分35秒/km)
・35kmの平均ペース:4分29秒/km
②1月5日のロング走

・3週間ほど平日の食事を糖質オフ
・2日前に30km走(平均4分24秒/km)実施
・走る数日前から高糖質食、当日朝は雑煮(切り餅3切れ)、当日昼はお汁粉(切り餅4切れ)
・補給は12kmごとにスポーツドリンクのみ
・入りは遅め(4分42秒/km)
・35km過ぎても脚が出なくなることなく、35~40kmは大幅ペースアップ(4分21秒/km)
・40kmの平均ペース:4分35秒/km
この結果をもたらした要因で真っ先に思いつくのは、
1.平均ペースと入りのペースの違いが糖質の消費割合に影響した。
ということ。
そこで、以下の仮定をして①、②の糖質の消費割合を計算してみます。
・どちらも体内の糖質(グリコーゲン)量は一定(1600kcal)
・体内の糖質の8割を使うと脚が出なくなる。そのポイントは①は35kmで、②は40kmとする。
・走行中の消費カロリーは距離×体重(偶然2回とも走行前の体重は65.2kg)
①における糖質の消費割合=1600×0.8/(35×65.2)×100=56.1%
②における糖質の消費割合=1600×0.8/(40×65.2)×100=49.1%
となります。
その他、この結果をもたらした要因として考えられるのは、
2.このところのランニングエコノミー向上のための取組みが影響して、消費カロリー自体が減少した。
3.このところの糖質オフが、糖質の消費割合減少に寄与した。
4.②の糖質オフ~2日前のロング走~糖質主体食の流れが偶然カーボローディングにぴったりだった。
といったところでしょうか。
1.は、下の図のような関係があるそうなのでもっとも確からしいけど、平均ペースでたったの6秒差でそんなに差がつくのかちょっと疑問もあります。
4分30秒/km辺りの6秒差ってあまり体感上差を感じないので・・・。
ちなみに以前測定した最大酸素摂取量66.9ml/kg/分から100%VO2maxのペースを求めると3分4秒で、平均ペースのVO2maxに対する比率はそれぞれ①が68.4%、②が66.9%とわずか1.5ポイントの差。
図から目測で60%VO2maxで糖質50%、100%VO2maxで糖質100%として、この間を一次式で近似(糖質利用割合=125×%VO2max-25)すると、①では糖質の利用割合が60.5%、②では58.6%で2ポイントほどの差となり、やはり1.の要因だけではなさそうに思えます。

じゃあ30kmの壁を破れたのは何故なんだ?
長くなったのでPart.2に続く
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大黒天の駐車場から南蔵王縦走路の登山口まで2kmほどでした。
駐車場に結構たくさん車が停まってたけど、みなさん刈田岳方面?
最後の花はとーます限りなく水中に近いエアーもう山を歩けなくなり…お花の山南蔵王が見れて(^^♪
大黒天の駐車場からとは驚き!
流石タフですね(*^^*)
最後のお花はミヤマトキソウです。nadeshikobuta長崎ツアーnadeshikoさん、こんばんは。
本当は旅行券と慰労休暇がセットだったんですけど、コロナ禍で休暇だけ先に取らされて、旅行券が宙に浮いてしまったのです。(;^_^A
都道府県とーます長崎ツアー勤続30年の旅行券って粋な会社ですね。
いろんな美味しいものを食し観光地等々楽しみ(^^♪
未踏の都道府県は鹿児島県だけというのも凄過ぎ!
一生地を踏むことのない県が4nadeshikobuta素晴らしい紅葉nadeshikoさん、こんにちh。
秣岳コース、超絶素敵でした。
昨日はコース上にほとんど泥濘がなくて歩きやすかったですよ。とーます素晴らしい紅葉秣岳コースが一番好きでした。
しろがね高原の草紅葉はキレイですよね(*^^*)
ただ秣岳までの登山道が泥濘が酷く抉られてた記憶があって…
今はどんな感じなんでしょ。nadeshikobuta深緑へmorinoさん、こんにちは。
前日は山の天気予報があまり良くなかったので、日曜日にしましたが、土曜日も良かったようですね。
レンゲツツジとヤマツツジの見分けがあまりとーます深緑へおっ、山復活!?
私は前日に泉ヶ岳でした。
頂稜のレンゲツツジが綺麗でしたね。morino深緑へnadeshikoさん、こんにちは。
私も久しぶりだったので、忘れ物はするは、1度木の根に引っかかって転ぶはと初心者に戻ってました。(^^;とーます深緑へ山から遠ざかって久しく・・・
せめて水神まででもと思いつつ・・・気力も萎えてしまいました(笑)nadeshikobuta