2012.1.28　船形山(途中敗退)

週末の度に天気が悪くて、なかなか遠征気分が盛り上がりません。
今日は近くの船形山に行ってきました。

８時２２分内水面試験場の少し手前の退避場に車を停め出発。


内水面試験場の前の除雪終了地点は見たこともない高さまで雪があります。

この壁を越えるのにのっけから四苦八苦しました。


内水面試験場の構内にパトカーがたくさん停まっているなあと思ってたら、遭対協の訓練だそうです。

この人数でラッセルしてもらえば楽ちんだなあという甘い期待は、とーますが登り始めてからおよそ３０分で吹き飛ばされました。
ここで折り返して、下で訓練だって。
(ﾉ_＜。)ﾋﾞｪｪﾝ

２９番の看板までも行ってません。


ここからはしばらく単独で膝上くらいのラッセル。
スキーのトップがどんどん沈んで行っちゃうので苦しい！

３０分くらい単独でラッセルしてたら、後続の単独のおじさんがラッセル代わってくれました。

しかし、そのおじさんも３０分くらいで休憩。


しかたなくまたラッセルを開始しますが、どんどん雪が深くなってきて、スキーでは限界。

１０時ごろわかんにチェンジ。


わかんのほうが浮力は全然ないのですが、足を雪から抜くのが軽いので比較的楽に進めます。
・・・とは言っても、どんどん深くなるラッセルはついに胸の高さに！
もうこうなってくると両手を使って前方の雪を崩さないと前に進めません。
少ししゃがむと目線の高さと前方の雪の高さが同じになってしまいました。

およそ１時間ももがいたでしょうか？

旗坂平の手前の平坦な所に出たので、ここでランチ。
食べてる間にテント泊装備の兄さんに抜かされます。


ランチを終え、１０分くらい歩くともうテント泊装備のお兄さんに追いついてしまいました。
２７番旗坂平で１１時２３分。
風も強くなってきたし、どこまでもラッセルが続きそうだったので、ここで撤退することにしました。

さっきランチしたとこまで戻ってスキーにチェンジしてシールをつけたまま下ります。
途中、急斜面をトラバース気味に滑ってたら、足元が幅２ｍくらいズルーっと滑り落ちるプチ雪崩(数ｍ先の緩斜面で止まりました)を起こしてしまいヒヤッとしましたが、１２時４分に車に到着。


今日のＧＰＳトラックです。
今日歩いた距離はたったの３.１ｋｍ、累積標高差±２６２ｍでした。

これほど深い雪のラッセルは初めてでした。
体力的にはさほどきつくもなかったのですが、時間の割りに全然進まないのがきつかった。
けどまあ、良い訓練になりました。
(^^ゞ

この図は国土地理院発行の２万５千分の１地形図を使用しています。