木曽駒・空木岳縦走記0日目へ
2010.8.13 木曽駒ケ岳(2956.3m)、中岳(2925m)、宝剣岳(2931m)
檜尾岳(2727.7m)、熊沢岳(2778m)、東川岳(2671m)
3時起床。
昨晩早く寝た割には眠いなあと思いつつ、寝床を片付け、トイレに行って、身支度をして前日買っておいたおにぎりを食べて、30分ほど仮眠すると、4時15分ごろチケット売り場に人が並び始めたので、すかさずとーますも並びます。
チケットを買ったら、ザックを持ってバス待ちの列へ。
5時5分ごろの臨時の第2便のバスに乗れました。
ロープウェイのしらび平駅で30分ほど待って、6時ちょうどの臨時ロープウェイに乗って一気に千畳敷へ。
6時8分に千畳敷に到着。
いやー久々にガス男っぷり発揮です。
(^^ゞ
晴れてればきれいなんでしょうね、千畳敷カール。
(T.T)
何も見えぬ中、黙々と7時11分に中岳を通過して、黙々と7時33分木曽駒ケ岳山頂到着。
・・・。
(・・、)ヾ(^^ )ナクンジャナイヨ
泣いてる暇はありません、空木岳からの下山ルートが使えない場合を考えて、今日のうちに少しでも先に進んでおかなければ。
宝剣岳への道は、山と高原地図でも点線ルートですが、これはかなりスリリングでした。
霧の中必死で岩と格闘します。
これ、晴れてて下が見えたらさらに恐いんだろうな。
曇っててラッキー。
ラッキー\(^^\)(/^^)/チャチャチャ
↑完全に負け惜しみ
8時33分に宝剣岳山頂に到着。
ここも晴れていれば千畳敷カールの全貌が見えたんでしょうが・・・。
(ノ_・。)
いや、泣いてる暇はないんだった。
宝剣岳からの下りは登り以上にスリリング。
でかいザック(テント泊も想定した装備と水場が乏しい稜線に備えて水4リットル+ルービー1000cc←ヾ(`◇´)ノ彡☆コノ!バカチンガァ!!)が背中で岩と接触して何度かどんけつ状態になって冷や汗。
はっきり言って写真なんか撮ってる場合じゃなかったのですが、イワギキョウ?を決死の覚悟でパチリ。
しかーし、天はわれらを見放さなかった!
9時15分ごろ、前方の山々の頂上辺りが雲から顔を覗かせました。
d=(^o^)=b
神々しい!
極楽平の前後辺りで千畳敷のほうが見渡せるようになりました。
ヾ(@⌒▽⌒@)ノワーイ!
わーいつの間にかこんなに登ってきてたんだ。
10時39分、濁沢大峰?(山頂には表示杭が立っていたのですが、字が消えてしまってた)を通過すると、それまでのなだらかな稜線歩きからかなりの岩場を行くようになります。
これがまたなかなかスリルがあって面白い。
檜尾岳山頂手前で来た方向を振りかえると木曽駒も宝剣岳もきれいに見えます。
わあこんなに歩いてきたのか。
でも空木岳まではまだ半分くらい。
11時55分に檜尾岳山頂に到着。
避難小屋の向こうに南アルプスの山々が・・・。
絶景!
ヾ(@⌒▽⌒@)ノ
本当は今晩はこの避難小屋に泊まるつもりだったのですが、空木岳からの下山ルートが通行止めの場合、明日中の下山がかなり困難になってしまうので、ここで木曾殿山荘に電話して宿泊予約をしました。
ハクサンイチゲの白がまぶしい!
(´ー*`)キラーン
高山病にならないように意識して呼吸を深くしながら(ロープウェイを降りてからずっと)、檜尾岳から何度も何度もアップダウンを繰り返し、岩場を攀じって、13時21分熊沢岳に到着。
熊沢岳の山頂付近の大きな岩は、檜尾岳の手前のほうから見ると山小屋か何かのように見えてました。
また何度も何度もアップダウンを繰り返して、だんだん空木岳が近づいてきました。
しかし、いつまで行っても今夜のお宿の木曾殿山荘は見えません。
パトラッシュぼくもう疲れたよ・・・。
(^_^;)\('_') オイオイ...
手前数分のところでやっと木曾殿山荘が見えました。
ものすごく標高を損してます。
(^^ゞ
14時48分山荘に到着。
すぐ受付けをして、空木岳からの下山道の様子をたずねてみると、何と今日から開通したとのこと。
\(^-^)/バンザーイ、/( )\モヒトツ\(^o^)/バンザーイ
これで心配の種がなくなりました。
もし池山尾根が下れないと、今日のうちに疲れた脚に鞭打って空木岳をやっつけておいて明日また3時間くらいかけて檜尾岳まで戻って、檜尾尾根を下らなければならないところでした。
っと安心したところで、山荘から片道8分くらいの水場に行って(この日はずっと涼しくて500ccしか水を消費しなかったので水は減った分だけ補給)、今日一日背負ってきたルービーを下ごしらえします。
10分ぐらい冷やしたところで、プシュッ!
くわー!
うまい!
この一杯のために今日一日こやつを担いできたのだ。
(^^ゞ
その後、冷え切ったもう一本のルービーをもって山荘に戻り、夕食を自炊して、天気予報を見ながらウィスキーをちびちびやって、18時前には就寝しました。
疲れたー。
この日歩いた距離は約12.3km、標高差+1442m、-1499mでした。
歩いた距離はそれほどでもないのですが、疲れたのは、結局何の役にも立たなかったテントやシュラフや、売るほど残った水が重かったせいでしょう。
この図は国土地理院発行2万5千分の1地形図を使用しています。
風雲急を告げる、木曽駒・空木岳縦走記2日目へ
タグ : 日本百名山 長野の山
2010.8.13 木曽駒ケ岳(2956.3m)、中岳(2925m)、宝剣岳(2931m)
檜尾岳(2727.7m)、熊沢岳(2778m)、東川岳(2671m)

昨晩早く寝た割には眠いなあと思いつつ、寝床を片付け、トイレに行って、身支度をして前日買っておいたおにぎりを食べて、30分ほど仮眠すると、4時15分ごろチケット売り場に人が並び始めたので、すかさずとーますも並びます。
チケットを買ったら、ザックを持ってバス待ちの列へ。
5時5分ごろの臨時の第2便のバスに乗れました。
ロープウェイのしらび平駅で30分ほど待って、6時ちょうどの臨時ロープウェイに乗って一気に千畳敷へ。

いやー久々にガス男っぷり発揮です。
(^^ゞ
晴れてればきれいなんでしょうね、千畳敷カール。
(T.T)

・・・。
(・・、)ヾ(^^ )ナクンジャナイヨ
泣いてる暇はありません、空木岳からの下山ルートが使えない場合を考えて、今日のうちに少しでも先に進んでおかなければ。

霧の中必死で岩と格闘します。
これ、晴れてて下が見えたらさらに恐いんだろうな。
曇っててラッキー。
ラッキー\(^^\)(/^^)/チャチャチャ
↑完全に負け惜しみ

ここも晴れていれば千畳敷カールの全貌が見えたんでしょうが・・・。
(ノ_・。)

宝剣岳からの下りは登り以上にスリリング。
でかいザック(テント泊も想定した装備と水場が乏しい稜線に備えて水4リットル+ルービー1000cc←ヾ(`◇´)ノ彡☆コノ!バカチンガァ!!)が背中で岩と接触して何度かどんけつ状態になって冷や汗。
はっきり言って写真なんか撮ってる場合じゃなかったのですが、イワギキョウ?を決死の覚悟でパチリ。

9時15分ごろ、前方の山々の頂上辺りが雲から顔を覗かせました。
d=(^o^)=b
神々しい!

ヾ(@⌒▽⌒@)ノワーイ!
わーいつの間にかこんなに登ってきてたんだ。

これがまたなかなかスリルがあって面白い。

わあこんなに歩いてきたのか。
でも空木岳まではまだ半分くらい。

避難小屋の向こうに南アルプスの山々が・・・。
絶景!
ヾ(@⌒▽⌒@)ノ
本当は今晩はこの避難小屋に泊まるつもりだったのですが、空木岳からの下山ルートが通行止めの場合、明日中の下山がかなり困難になってしまうので、ここで木曾殿山荘に電話して宿泊予約をしました。

(´ー*`)キラーン

熊沢岳の山頂付近の大きな岩は、檜尾岳の手前のほうから見ると山小屋か何かのように見えてました。

しかし、いつまで行っても今夜のお宿の木曾殿山荘は見えません。
パトラッシュぼくもう疲れたよ・・・。
(^_^;)\('_') オイオイ...

ものすごく標高を損してます。
(^^ゞ
14時48分山荘に到着。
すぐ受付けをして、空木岳からの下山道の様子をたずねてみると、何と今日から開通したとのこと。
\(^-^)/バンザーイ、/( )\モヒトツ\(^o^)/バンザーイ
これで心配の種がなくなりました。
もし池山尾根が下れないと、今日のうちに疲れた脚に鞭打って空木岳をやっつけておいて明日また3時間くらいかけて檜尾岳まで戻って、檜尾尾根を下らなければならないところでした。

10分ぐらい冷やしたところで、プシュッ!
くわー!
うまい!
この一杯のために今日一日こやつを担いできたのだ。
(^^ゞ

疲れたー。
この日歩いた距離は約12.3km、標高差+1442m、-1499mでした。
歩いた距離はそれほどでもないのですが、疲れたのは、結局何の役にも立たなかったテントやシュラフや、売るほど残った水が重かったせいでしょう。
この図は国土地理院発行2万5千分の1地形図を使用しています。
風雲急を告げる、木曽駒・空木岳縦走記2日目へ
スポンサーサイト
本当は旅行券と慰労休暇がセットだったんですけど、コロナ禍で休暇だけ先に取らされて、旅行券が宙に浮いてしまったのです。(;^_^A
都道府県とーます長崎ツアー勤続30年の旅行券って粋な会社ですね。
いろんな美味しいものを食し観光地等々楽しみ(^^♪
未踏の都道府県は鹿児島県だけというのも凄過ぎ!
一生地を踏むことのない県が4nadeshikobuta素晴らしい紅葉nadeshikoさん、こんにちh。
秣岳コース、超絶素敵でした。
昨日はコース上にほとんど泥濘がなくて歩きやすかったですよ。とーます素晴らしい紅葉秣岳コースが一番好きでした。
しろがね高原の草紅葉はキレイですよね(*^^*)
ただ秣岳までの登山道が泥濘が酷く抉られてた記憶があって…
今はどんな感じなんでしょ。nadeshikobuta深緑へmorinoさん、こんにちは。
前日は山の天気予報があまり良くなかったので、日曜日にしましたが、土曜日も良かったようですね。
レンゲツツジとヤマツツジの見分けがあまりとーます深緑へおっ、山復活!?
私は前日に泉ヶ岳でした。
頂稜のレンゲツツジが綺麗でしたね。morino深緑へnadeshikoさん、こんにちは。
私も久しぶりだったので、忘れ物はするは、1度木の根に引っかかって転ぶはと初心者に戻ってました。(^^;とーます深緑へ山から遠ざかって久しく・・・
せめて水神まででもと思いつつ・・・気力も萎えてしまいました(笑)nadeshikobutaぼたん・しゃくやく祭りnadeshikoさん、こんにちは。
一関の牡丹園は、数日前の地元紙の記事で知りました。^^;
ランチを食べたテイルズのことは、ぼたん園に向かう途中に奥さんに調べてもらって行とーますぼたん・しゃくやく祭り一関にも牡丹園があるのですか?
私は40年振りに金蛇水神社に・・・
ランチで2,000円は豪華ぁ~~!
いろんな美味しい所をご存知ですよね(*^^*)nadeshikobuta