2009.4.29 室堂~雷鳥沢BC~剣御前小屋~雷鳥沢BC
今年のGWは火打・妙高に行こうか立山に行こうか迷いに迷って、立山に行くことにしました。
今年は雪不足で火打の方は雪の量にちょっと不安があったもので・・・。
行程は高速料金1000円の恩恵を受けつつ、平日を挟んで混雑が少ないと予想される4月29日から5月2日としました。
さて、4月29日深夜0時過ぎに仙台の自宅を出発し、東北道、磐越道、北陸道と高速をひた走り、6時15分ごろ立山駅に到着しました。
駅の近くの駐車場に難なく入れました。
(帰りの5月2日は川の向こうの遠い臨時駐車場に停めさせられてました。)
すんなりと7時始発に乗れました。
立山駅からは美女平までロープウェイで約7分。
荷台に積んだザックが落ちそうで不安です。
美女平の狭いロープウェイ駅で混み合う中22kgのザックを背負うのがかなり大変でした。
この日最初の難所。
美女平から室堂まではハイブリッドバスで約50分。
立山から室堂まで往復(発売日から5日間有効)4190円、スキーと10kg以上の荷物は別にそれぞれ300円(往復で1200円)かかります。
高速代が安いせいかすごく高く感じます。
室堂バスターミナルを出るとこの景色!
さあスキーを履いて雷鳥沢キャンプ場に出発!
きれいな景色に気合が入りますが、いかんせんザックが重い。
雪も気温が低いせいかクラストしてて滑りにくいなんてもんじゃない。
これはなんかの罰ゲームですか?
9時10分ごろ室堂バスターミナルから約40分でキャンプ場につきました。
ここで文字通り肩の荷が下りました。
が、管理棟に人が居ません。
(・ω`・?ハテナ?
雷鳥沢ヒュッテまで聞きに行ったら、管理人がたまに出かけてしまうのでその時はラッキーにも無料なのだとか。
本当?
ヒュッテのおじさんの言うことを信じて設営します。
まだ時期が早いせいか以前の設営跡があまりなくて整地からはじめました。
テントを張って回りに一応風除けを作りましたが、この後4日目まで風らしい風が吹かなかったので、まったく必要ありませんでした。
11時頃設営完了。
気温9℃、少しは雪も緩んできたかな?
ここで昼食をとり、スキーにシールをつけてアタックザックに必要最小限のものを詰めて、12時5分に剣御前小屋に向けて出発しました。
大学の山岳部の方でしょうか。
かけ声かけてものすごく気合が入ってます。
が、ちっとも進みませんね。
よほど荷を重くしてるのか?
学生さんたちを追い越した頃から、とーますもがくっとペースが落ちます。
なんだか立ちくらみのような気持ちの悪さと鼓動の異常な速さを感じ、ザックを下ろし仰向けに寝転んで自己診断。
これは寝不足?高山病?
ケーブルカーとバスでやすやすと上がってきてしまったけど、ここは標高2000m以上の高地なんだと再認識。
それならばと富士山で習得した高山歩行法(←大げさ、ただ歩幅を小さくゆっくり歩くだけ)で休まず一歩づつ進みます。
奥大日岳のものすごい急斜面にシュプールが見えます。
エクストリーム!
やっと稜線に出ました。
まだ剱岳は見えません。
14時15分にやっと剣御前小屋に到着。
小屋の少し北側に回ると剱岳どーん!
いまとーますは猛烈に感動している!(巨人の星風に)
格好良い!
確かに険しい、柴崎芳太郎氏の苦労が偲ばれる。
どこをどういう風に登るのか見当もつきません。
さて剱岳を堪能したら雷鳥沢を下ります。
が、やっぱり雪がストップ雪とクラストのミックスでとてもじゃないがとーますの手(脚)に負えませんので、斜滑降とキックターンで安全第一で下ります。
下の方で夏道(写真中央の尾根)に逃げたら、こちらはフィルムクラストで滑りやすかった。
色が茶色っぽいところが滑り易いところです。
ベースキャンプまで降りてきてほっと一息。
キャンプから見ると大日岳方面にアイスクリームが並んでるみたいに見えますね。
ヽ(=⌒○⌒=)ノ
雷鳥沢ヒュッテで温泉(500円)に入って、キャンプに戻り乾杯!
うまーい!
さっきの高山病の症状はどこ行った?

あまりの快晴に赤みが付きませんが夕暮れの立山のパノラマ。
山に抱かれてる!
。・:*:・( ̄∇ ̄人)。・:*:・ し・あ・わ・せ♪
7時過ぎに零下1℃のテント内で就寝。
1日目の活動ルートです。
この図は国土地理院発行の2万5千分の1地形図を使用しています。
雷鳥沢BCツアー2日目へ
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今年は雪不足で火打の方は雪の量にちょっと不安があったもので・・・。
行程は高速料金1000円の恩恵を受けつつ、平日を挟んで混雑が少ないと予想される4月29日から5月2日としました。
さて、4月29日深夜0時過ぎに仙台の自宅を出発し、東北道、磐越道、北陸道と高速をひた走り、6時15分ごろ立山駅に到着しました。
駅の近くの駐車場に難なく入れました。
(帰りの5月2日は川の向こうの遠い臨時駐車場に停めさせられてました。)

立山駅からは美女平までロープウェイで約7分。
荷台に積んだザックが落ちそうで不安です。
美女平の狭いロープウェイ駅で混み合う中22kgのザックを背負うのがかなり大変でした。
この日最初の難所。

立山から室堂まで往復(発売日から5日間有効)4190円、スキーと10kg以上の荷物は別にそれぞれ300円(往復で1200円)かかります。
高速代が安いせいかすごく高く感じます。

さあスキーを履いて雷鳥沢キャンプ場に出発!

雪も気温が低いせいかクラストしてて滑りにくいなんてもんじゃない。
これはなんかの罰ゲームですか?
9時10分ごろ室堂バスターミナルから約40分でキャンプ場につきました。
ここで文字通り肩の荷が下りました。
が、管理棟に人が居ません。
(・ω`・?ハテナ?
雷鳥沢ヒュッテまで聞きに行ったら、管理人がたまに出かけてしまうのでその時はラッキーにも無料なのだとか。
本当?

まだ時期が早いせいか以前の設営跡があまりなくて整地からはじめました。
テントを張って回りに一応風除けを作りましたが、この後4日目まで風らしい風が吹かなかったので、まったく必要ありませんでした。
11時頃設営完了。
気温9℃、少しは雪も緩んできたかな?
ここで昼食をとり、スキーにシールをつけてアタックザックに必要最小限のものを詰めて、12時5分に剣御前小屋に向けて出発しました。

かけ声かけてものすごく気合が入ってます。
が、ちっとも進みませんね。
よほど荷を重くしてるのか?

なんだか立ちくらみのような気持ちの悪さと鼓動の異常な速さを感じ、ザックを下ろし仰向けに寝転んで自己診断。
これは寝不足?高山病?
ケーブルカーとバスでやすやすと上がってきてしまったけど、ここは標高2000m以上の高地なんだと再認識。
それならばと富士山で習得した高山歩行法(←大げさ、ただ歩幅を小さくゆっくり歩くだけ)で休まず一歩づつ進みます。
奥大日岳のものすごい急斜面にシュプールが見えます。
エクストリーム!

まだ剱岳は見えません。

小屋の少し北側に回ると剱岳どーん!
いまとーますは猛烈に感動している!(巨人の星風に)
格好良い!
確かに険しい、柴崎芳太郎氏の苦労が偲ばれる。
どこをどういう風に登るのか見当もつきません。

が、やっぱり雪がストップ雪とクラストのミックスでとてもじゃないがとーますの手(脚)に負えませんので、斜滑降とキックターンで安全第一で下ります。

色が茶色っぽいところが滑り易いところです。

キャンプから見ると大日岳方面にアイスクリームが並んでるみたいに見えますね。
ヽ(=⌒○⌒=)ノ

うまーい!
さっきの高山病の症状はどこ行った?

あまりの快晴に赤みが付きませんが夕暮れの立山のパノラマ。
山に抱かれてる!
。・:*:・( ̄∇ ̄人)。・:*:・ し・あ・わ・せ♪
7時過ぎに零下1℃のテント内で就寝。

この図は国土地理院発行の2万5千分の1地形図を使用しています。
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秣岳コース、超絶素敵でした。
昨日はコース上にほとんど泥濘がなくて歩きやすかったですよ。とーます素晴らしい紅葉秣岳コースが一番好きでした。
しろがね高原の草紅葉はキレイですよね(*^^*)
ただ秣岳までの登山道が泥濘が酷く抉られてた記憶があって…
今はどんな感じなんでしょ。nadeshikobuta深緑へmorinoさん、こんにちは。
前日は山の天気予報があまり良くなかったので、日曜日にしましたが、土曜日も良かったようですね。
レンゲツツジとヤマツツジの見分けがあまりとーます深緑へおっ、山復活!?
私は前日に泉ヶ岳でした。
頂稜のレンゲツツジが綺麗でしたね。morino深緑へnadeshikoさん、こんにちは。
私も久しぶりだったので、忘れ物はするは、1度木の根に引っかかって転ぶはと初心者に戻ってました。(^^;とーます深緑へ山から遠ざかって久しく・・・
せめて水神まででもと思いつつ・・・気力も萎えてしまいました(笑)nadeshikobutaぼたん・しゃくやく祭りnadeshikoさん、こんにちは。
一関の牡丹園は、数日前の地元紙の記事で知りました。^^;
ランチを食べたテイルズのことは、ぼたん園に向かう途中に奥さんに調べてもらって行とーますぼたん・しゃくやく祭り一関にも牡丹園があるのですか?
私は40年振りに金蛇水神社に・・・
ランチで2,000円は豪華ぁ~~!
いろんな美味しい所をご存知ですよね(*^^*)nadeshikobuta05/07のツイートまとめnadeshikoさん、こんにちは。
このお店もメニューも奥さんのリクエストなので、私は行きかえりの運転だけの簡単なお仕事でした。(^^;とーます05/07のツイートまとめ凄い豪華( *´艸`)
奥様喜ばれたでしょう・・・
食通のとーますさんならでは!nadeshikobuta