2008.1.3 刈田岳(1,758ｍ)

年末年始にどこにも行けずに運動不足なので、澄川スキー場から蔵王に登り初めして、滑り初めもすることにしました。
朝６時半ごろ自宅を出発、８時にはゲレンデについてしまいました。
９時のリフト運行開始を待ってリフトに飛び乗り、リフト３本乗り継いで、トップには９時２０分到着。
さっそく、ハイクアップ開始。
山スキーの３人組はリフトトップでシールを貼っていますが、私は待ち時間が長かったので駐車場からシールを貼っていました。

９時５０分ごろ、大黒天から夏道に分かれます。

ブッシュだらけですね。
これでは、とーますには滑って降りてくることは不可能でしょう。
風が強い！

おまけにガスって来て、ブッシュがないところではホワイトアウト寸前です。
次の標柱がかろうじて見えます。

ここに数時間立ってられたら、樹氷ならぬ人間氷が出来上がりそうです。
体と装備のいたるところが凍りつき、エビの尻尾ができそうになります。

向かい風の場所では、まつげまで凍ってしまいます。
駐車場につく頃気付いたのですが、バラクラバの口の辺りは外側がバリバリに凍っていました。

１０時４０分ごろ山頂に到着？
たぶん山頂の標柱だと思いますが、一寸先はまっしろしろすけでよくわかりません。
来た道を戻るのは無理そうなので、ハイライン(車道)を降りようと思ったのですが、この作戦は失敗だったかも。
標柱がまばらでいたるところで道を見失います。
道を歩いているつもりが外側を歩いていたり、先が見えないと思ってたら雪の壁になっていたり、ＧＰＳと勘を頼りに必死で道路をトレースします。

蔵王ハイラインの少し上で雪上車の跡を見つけて一安心。
今なら通行料を払ってもいいぞよ。
この辺で安心して道路の真ん中にマーキングした上、どうせこんな悪天候の日に誰も登ってこないだろうと油断して、後ろ足で証拠隠滅しなかったのです。
ところが、その３０分ほど後に登ってくる３人組と言葉を交わした後でやばいと気付きました。
しかし後のフェスティバル。
吹雪がマスキングしてくれていることを祈りました。

１２時５０分ごろ車に到着。
車の中で昼食にします。
あー寒かった。
ザックのサイドポケットに入れておいたポカリは一口も飲まれることなく完全に凍結してしまいました。
このポカリ家に帰った頃もまだ凍ってました。
恐るべし蔵王の冷気。

車の中で昼食をとった後、荷物を置いて、リフト３本だけゲレンデ練習。
下界は晴れてるな。
海まで見える。

今日のルート図です。
今日は割りと軽めでしたが、帰りには遠刈田温泉のバーデン家荘鳳で入浴して帰りました。
ここのお湯はぬるめでいつまででも入っていられるって感じで長湯してしまいました。
このルート図は、国土地理院発行の２万５千分の１地形図を使用しました。