2007.8.12 大東岳(1,366ｍ)

今日も仙台は晴れて暑そうだ。
沢沿いに登れる山ならば少しは涼しかろうと考えて、大東岳に裏コースから登ってきました。
５時５５分に駐車場を出発。
裏コースは、最初作りかけの林道みたいな登山道なのですが、すぐにやぶがせまってきます。
朝露に濡れてて腰から下が結構濡れます。

ヤマジノホトトギスですね。
先週、泉ヶ岳で見つけてえるさんに教えてもらった、タマガワホトトギスと似てたのですぐ分かりました。

これはソバナですかね。

沢にある大きな岩に木が生えています。
面白い。ヽ（=⌒○⌒=）ノ

１時間ほど歩くと雨滝に到着。
本当に雨みたいに水が降ってきます。
ちとデジカメではつらいですが。
近づくと涼しいー！･: * : (´-ω-)ｽｽﾞｼｨ: * :･　((゛Ｑ(･ω･｀)ﾊﾟﾀﾊﾟﾀ

こちらは京渕沢。
やっぱり夏は沢だね。

さて、ガイドブックによると樋の沢避難小屋から１５分ほど下に、北石橋への分岐があり、そこから往復５０分で自然の岩でできた橋を見れると書いてあったので、ちょっと寄り道。
歩きはじめるとすぐに地面にリンゴのようなものが落ちていました。
これはずばりキノコですね。
(￣ー+￣)ｷﾗﾘ

往復５０分だから３０分くらいでつくかと思ったら行けども行けども上り坂。
もういい加減戻ろうかと思った頃に、急激に下るところが・・・。
それにしてもここら辺踏みあとが薄い。

登山道の分岐から約４５分で北石橋に到着。
をーあきらめて戻らないでよかったーと思うくらいすごい。
いったいどれくらいの時間でこれほど見事な穴が開くのでしょうか？

ガイドブックの記述にかなり不信感を持ちながら、来た道を戻ります。
９時５６分に樋の沢避難小屋に到着。
ここでおにぎり２個を食べて、ここから大東岳への登りに備えます。

樋の沢避難小屋からの登りはかなり厳しい。
途中でシャツとズボンがびしょ濡れになってしまい、風もないし体温が下がらないような状況になりかかって、熱中症になってはかなわんとシャツを脱いで、半そで一枚になりましたが、それでもきつかった。
シャツは絞ると汗がじゅわっと出てきます。

持ってきた水２リットルと、途中の沢で汲んだ水０.５リットルではなんだか心細くなりそうなのですが、この登りにある沢は「がくり沢」。
がっくりするほど水が少ない沢という意味でしょうか？

少しだけ水が流れていました。
水の中に不思議な生き物が・・・。
先日息子とキャンプに行ったとき遊んだ成瀬川にいたやつと同じかな？
こっちは後ろ足が生えてきてます。
ヤモリのおたまじゃくしなのかな？
(その後の調査の結果、イモリの幼生だということがわかりました。)

何回も休んで何回も給水してやっと森林限界上に出ると、素晴らしい眺めで思わずヽ（=⌒○⌒=）ノ叫んでしまいます。
蔵王まで見えますね。

もう少し登ると、月山が見えました。
月山のまだら模様は牛のようだ。
ｹﾗｹﾗヽ(ﾟ∀ﾟ)メ(ﾟ∀ﾟ)メ(ﾟ∀ﾟ)ノｹﾗｹﾗ

やっと山頂方面が見えました。

１２時６分に山頂到着。
いい眺めですねー。
山頂では１０分ほど景色を堪能してすぐ下山開始。

下り始めるとすぐに先週痛めたのと同じ左ひざの後ろ側が痛み始めます。
まだまだ下りは長いぞー。
なんとか左ひざを曲げないようにしながら下りにもかかわらず異常に汗をかきながら歩きます。

１３時５４分ごろやっと３合目まできました。
ここで意外な発見。
痛む左足をがに股にするとなぜか下り坂でも膝が痛まない。
(･ω｀･?ﾊﾃﾅ?
いつもは内股のとーますの使っていなかった筋肉が活躍しているのでしょうか？
何はともあれこれで少しはまともに降りられます。

最後はフシグロセンノウに迎えられて、１４時４５分に駐車場に何とか着きました。
疲れたー！
(;´ρ`) ｸﾞｯﾀﾘ
それにしてもこの駐車場、アブとかブヨとかがものすごくたくさんいて、車の中に数匹取り込まれてしまいました。
帰りに何度か窓全開攻撃で全て撃退しましたが・・・。
(((￣(￣(￣(￣ー￣)￣)￣)￣)))ﾌｯ