仙台国際ハーフでは久しぶりに心拍数とピッチのデータがあわせて取れたので、データを考察してみます。
上は仙台国際ハーフの、下は昨年11月の大田原のデータです。



まず心拍数についてですが、下の表(クリックすると大きくなります)のとおり、昨年の一関ハーフより平均ペースが１５秒近く速いにも関わらず、今回のほうが若干低く抑えられてます。
昨年から取り組んでいるＬＴ走が心肺機能向上に大いに貢献しているのがうかがえます。
後半まで一定～やや上昇傾向で最後まで心肺機能を怠けさせずに、能力を余さず使えているようです。


次にピッチとストライドですが、以前大田原マラソンの反省で考察したように、私の走りの弱点(というかウルトラマラソンに向いた走りの特徴でもある)「ストライドが狭い」がだいぶ改善されたようです。
練習でストライドを意識して走ってきたのと、今年になって補強トレーニング(走った日の腹筋、背筋と月３～４回のスポーツクラブでの筋トレ)の成果が出てきているようです。
逆に強みの「ピッチが速い」の方は、ほとんど変わってませんでした。

ところで、今回のマラソンでは前半割と他の人の後ろにつくことが多くて、いろいろな人の走りを後ろから観察できました。
後ろにつくということはほとんど同じペース(４分／ｋｍくらい)のはずなのに、ものすごくゆっくり楽に走っているように見える人がいることに気がつきました。
あれはよほどストライドが広くてスピードに余裕がある人なんでしょうね。
うらやましい。
私も｢ゆったり走ってるように見えるのに速い｣走りを目指したいなあ。

逆に、死にそうなほど息苦しい息遣いで走っている人もいますが・・・。(^^;

何はともあれ、今回の仙台国際ハーフマラソンの結果から、これまで取り組んできたトレーニングの成果が確実に能力向上に結びついていることがうかがえました。
いずれ自分の能力の上限に近づくのと、加齢による能力低下で成果があらわれなくなる、あるいは低下するのでしょうが、当面いまの練習方針を続けて自己記録更新を目指します。

今回の平均ペースが４分４秒／ｋｍなので毎週１回のＬＴ走のペースもこのくらいを目安に変更します。
かなりきついなあ。(^^;