昨晩の震度6強で停電してまた振り出しに戻ったかと思いましたが、今朝復旧しました。
とーますです。
今日は、1ヶ月くらい前に書きためたちょっとハードな内容です。
Part1.マラソンにおけるスピードって何だ?
1年ちょっと走ってきて、めでたく?フルマラソン3時間半のレベルまで到達しました。これまでのトレーニングは、ウルトラマラソンの完走とタイム短縮に比重を置いてきたこともあって、ひたすら長い時間・距離を走るということに重点を置いてきました。
このままでも、長期間続けていれば、ある程度は記録短縮が可能かもしれないが、あいにくと今年で46歳になるという年齢からくる体力低下は待ったなしなのです。つまりよほど効果的なトレーニングをして記録短縮ペースを上げないと加齢による記録悪化ペースに対抗することができなくなってしまいます。
そんなわけで、初めてのフルマラソンを3時間半で走って、記録向上への欲(3時間を切りたい=サブスリー)がでてきたので、さらにマラソンの記録が向上するトレーニングを考えてみました。
ちなみにフルマラソンにおけるサブスリーというのは、ある統計によるとフルマラソン完走者のうち男子で約4%という狭き門です。この統計にはエリートランナーも含まれているので、市民ランナーにとっては相当に高い目標ですが、同じ統計では男子で延べ3,400人がサブスリーを達成しているので、そんなに不可能でもないという悩ましい世界なのです。100mを10秒で走るとかっていう最初から無理な世界なら目指そうとも思わないのに・・・、「サブスリー」ってのも罪なやつだ。
まずは、自分に足りないところですが、私のマラソンはウルトラマラソンへの挑戦から始まったこともあって、スピードが絶対的に弱点だということはわかっています。逆にフルマラソンの距離くらいなら、いつでも走れそうな変な自信(もちろんちゃんとしたトレーニングをしていればだけど)もある。フルマラソン3時間半のペースは4分58秒/kmだけど、サブスリーのペースは4分15秒/kmと1km当り43秒短縮しなければなりません。たった43秒のように思えるけど、この43秒短縮を42.195kmに亘って継続しなければならないのです。気が遠くなりそうです。なにしろ、つい最近まで1km持続できる最高のペースが4分20秒くらいだったのだ。これでは、到底サブスリーなんて無理です。1年前には5分/kmのペースでも10kmもつかもたないかだったのにフルマラソンを3時間半で走れるようになったことから考えると、これでもたいした進歩だと言えますが。
ところでマラソンにおけるスピードって何でしょうか。いくらスピードがないアラフィフおやじの私でも100mを全力で走れば24秒なんていつでも走れそうなものです。100mを24秒ってことは、そのまま1km走れば4分/kmペースです。そうか、マラソンに必要なスピードって言うのは持続できるスピードなのだ。別に100mを10秒で走るようなスピードは必要ないのである。あぁ良かった。ただし、100mのペースより速くマラソンを走るのは不可能と言う事もいえます。ちなみにハイレ・ゲブレセラシエのマラソン世界記録(2時間3分59秒)は、100mを17.6秒のペースです。これは学生時代ならいざしらず、今なら100mだけ走っても負けるね。まあ別に世界記録を目指してるわけじゃないので、この際関係ないのですが・・・。
・・・と、ここまでは算数の話。ここからは生理学っぽい世界に入ります。じゃあ、その持続できるスピードってのは何で決まるのでしょうか。答えは疲労物質として悪名高い(?)乳酸にあるのです。乳酸は、運動のためのエネルギーとして糖質が使われるとき作られる物質で、血液中に蓄積されれば酸性化により筋肉の動きを阻害する物質です。ただ体内には、乳酸を使ってエネルギーを作り出す回路(ミトコンドリアがその役目を担っている)もあるので、運動強度が一定値より高くない(走るペースが遅い)ときは、乳酸の量は増えていくことなく一定量以下で,運動強度(走るペース)が維持できるのです。つまり、マラソンで問題になるスピードというのは、この一定値の運動強度(乳酸が増えていかないペース)=乳酸性作業閾値(LT)のことなのでした。このLTを引き上げれば、マラソンの記録が向上するということなのだな。
Part2に続く
タグ :
それほど深雪でもなかったんですけどね。
今冬は、3月になってからの深雪で体が慣れてなかったからかな?
私は、ラッセル大好きなのでありとーますシーズン初ラッセルこんにちは。
水神で先行者が敗退とは、かなりな深雪だったのですね。
私は翌3日に表コースから登りましたが、こちらも深く難儀でした。
たまにこういった日があると、新鮮週末山紀行素晴らしい眺望Re: タイトルなし週末山紀行さん、こんにちは。
2月中旬に登った時は、春も近いなあと思ってましたが、今日は真冬でした。
3月になってシーズン初ラッセルを味わえるとは、思ってもみませとーます2024年1月のランニングPDCARe: タイトルなし週末山紀行さん、こんにちは。
私がいま最も実感してるマフェトンペースランニングの効果は、故障しないことです。
以前は、どこかしら痛めてたので、この効果は重要です。とーます素晴らしい眺望泉ヶ岳、登山道の雪は随分とけましたね。
暖かい日も増えましたし、今シーズンはこのままドカ雪なく春が来てしまいそうです。週末山紀行2024年1月のランニングPDCAとーますさん、こんにちは。
マフェトン理論に基づくトレーニング実験、興味深いですね^^
実感が少ない期間は踏ん張りどころと思います。頑張って下さい~
別のブログで、週末山紀行FreeStyleリブレで血糖値を測定してみた【日常生活面】Re: タイトルなしTakakiさん、こんにちは。
コメント長らく放置してしまってすみません。(;^_^A
フリースタイルリブレですが、私も最初は寝返りのときとか気になりましたが、キネシオテーとーますFreeStyleリブレで血糖値を測定してみた【ランニング面】週末山紀行さん、こんにちは。
ながらくコメント放置してしまってすみません。
週末山紀行さんのブログもちょっとのぞいてみましたが、かなり趣味が多彩ですね。
これからとーますFreeStyleリブレで血糖値を測定してみた【ランニング面】はじめまして。
ブログ村の登山カテゴリからこちらに来ました。
趣味が多岐にわたり、試行錯誤の記録やこの投稿のような実験的なものなど
とても興味深く拝見しました。
血週末山紀行FreeStyleリブレで血糖値を測定してみた【日常生活面】ご無沙汰していますFreeStyleリブレは
ウルトラ練習で血糖値がどう変化してるのか知りたくて
購入を検討しましたが、結局買わずのままでした
普段の生活でもいろいろ気づtakaki