2011.1.22 小野岳(1,383m)
南会津の下郷町にある小野岳に行ってきました。
朝4時に自宅を出発し、7時ごろ登山口への林道入口近くの駐車スペースに到着。
支度をしていると雪が土砂降り!
(T.T)
あきらめて近くのスキー場で滑って帰ろうかと思いましたが、気を取り直して7時45分出発。
林道入口にはまだ新しいわかんかスノーシューのトレースが・・・。
雪がぶかぶかなのでありがたく使わせていただきますっと思ったら、すぐ近くの携帯電話の基地局のところで切れてしまってました。
残念!
8時5分ごろ大内登山口を通過。
雪がない時期は車でここまであがってこれるんですね。
登山口から、よく手入れされた杉林を登ります。
一直線に歩けます。
なかなか気持ち良い。
\(^o^)/
しかし、杉林はすぐに終わって雑木林の細い尾根への取り付きにかかります。
きつい!
膝下から時に股下のラッセル、雪は新雪ですが比較的重くて数歩で息切れしちゃいます。
木が適当に密なので、木につかまったりしながらなんとか登っていきます。
ようやく尾根に出て楽になるかと思いきや、急登に次ぐ急登。
ラッセルに次ぐラッセル。
ずっと細い尾根伝いで逃げるところがない。
。・゚゚・(>_<)・゚゚・。
あーもうそろそろ限界だーっと思ってた、9時45分、この鳥居のような形の鉄塔のところに出ました。
2時間も登ってまだこんなところか・・・。
鉄塔を過ぎると少しだけ傾斜が緩くなりますが、今度は風紋の段差が連続して現れスキーでは歩きづらいこと歩きづらいこと。
風紋を避けると吹き溜まりに突入して股下ラッセル・・・。
全然進まない。
撤退しようか?
なんとかかんとか1,223mのピークを越えて、2度ほどアップダウンを繰り返して、ついに最後の登りにかかります。
もう、風紋やら風で雪が全くないところやら、ヤブやらでスキーではとても行けないので、スノーシューにチェンジ。
11時37分、軽くなって小回りの利く足元でラストスパート。
・・・のつもりでしたが、スキーよりスノーシューのほうが浮力がないので、吹き溜まりではものすごく大変。
底なし沼でもがいてるような気分になりました。
難所を乗越え、ついに山頂周辺の広く緩やかな地形のところにきました。
今までの苦労が嘘のような穏やかな地形。
12時35分、力登に次ぐ力登の末、ついに小野岳山頂に到着。
残念ながら眺望はありませんでしたが、満足感120%
あきらめなくて良かった。
これで東北百名山63座目ゲットだぜ!
自分のトレースを追って下ります。
スキーデポ地点までスノーシューで下り、これは楽だった。
しかし、登ってきた細い急な木の混んだ尾根を下るのが超困難でした。
シールを外すとスピードがつきすぎてコントロールできなさそうだったので、シールは最後まで外せませんでした。
風が強いところでは、登ってきたトレースも切れ切れです。
雪が重くてスキーをずらせないので私の脚前ではターンもできません。
途中、雪に隠れた斜めになった木にスキーが引っ掛かり、ちょうどスキージャンプの飛型のような感じで前のめりに転んでしまいました。
雪はふかふかでまったく手がかりがなく、スキーは両足とも木の下に引っ掛かって抜けない。
あーこのままの格好で遭難救助要請をするのも間抜けだなあなどと色々な考えが走馬灯のように頭をよぎりました。
何分ぐらいそこでもがいていたでしょうか。
足が引っ掛かった木にかろうじて片手が届いたので、渾身の力で引き寄せ、両手でつかんで体を起こし、脱出成功。
あー良かった。
(^。^;)ホッ
14時16分車に到着。
車に戻って着替えてる間に何回も脚のあちこちをつってしまいました。
今日の歩行(滑降)距離は約7.4km、累積標高差は±860mでした。
脚の疲労感からするとたったそれだけ?!って気がします。
この図は国土地理院発行の2万5千分の1地形図を使用しています。
帰りは、湯野上温泉の星乃井というところに立ち寄り湯。
肌あたりがやわらかい湯で長湯してしまいました。
♪ (*´▽`)ノ
タグ : 東北百名山 福島の山

朝4時に自宅を出発し、7時ごろ登山口への林道入口近くの駐車スペースに到着。
支度をしていると雪が土砂降り!
(T.T)
あきらめて近くのスキー場で滑って帰ろうかと思いましたが、気を取り直して7時45分出発。
林道入口にはまだ新しいわかんかスノーシューのトレースが・・・。
雪がぶかぶかなのでありがたく使わせていただきますっと思ったら、すぐ近くの携帯電話の基地局のところで切れてしまってました。
残念!

雪がない時期は車でここまであがってこれるんですね。

一直線に歩けます。
なかなか気持ち良い。
\(^o^)/

きつい!
膝下から時に股下のラッセル、雪は新雪ですが比較的重くて数歩で息切れしちゃいます。
木が適当に密なので、木につかまったりしながらなんとか登っていきます。

ラッセルに次ぐラッセル。
ずっと細い尾根伝いで逃げるところがない。
。・゚゚・(>_<)・゚゚・。

2時間も登ってまだこんなところか・・・。

風紋を避けると吹き溜まりに突入して股下ラッセル・・・。
全然進まない。
撤退しようか?

もう、風紋やら風で雪が全くないところやら、ヤブやらでスキーではとても行けないので、スノーシューにチェンジ。
11時37分、軽くなって小回りの利く足元でラストスパート。
・・・のつもりでしたが、スキーよりスノーシューのほうが浮力がないので、吹き溜まりではものすごく大変。
底なし沼でもがいてるような気分になりました。

今までの苦労が嘘のような穏やかな地形。

残念ながら眺望はありませんでしたが、満足感120%
あきらめなくて良かった。
これで東北百名山63座目ゲットだぜ!
自分のトレースを追って下ります。
スキーデポ地点までスノーシューで下り、これは楽だった。
しかし、登ってきた細い急な木の混んだ尾根を下るのが超困難でした。
シールを外すとスピードがつきすぎてコントロールできなさそうだったので、シールは最後まで外せませんでした。

雪が重くてスキーをずらせないので私の脚前ではターンもできません。
途中、雪に隠れた斜めになった木にスキーが引っ掛かり、ちょうどスキージャンプの飛型のような感じで前のめりに転んでしまいました。
雪はふかふかでまったく手がかりがなく、スキーは両足とも木の下に引っ掛かって抜けない。
あーこのままの格好で遭難救助要請をするのも間抜けだなあなどと色々な考えが走馬灯のように頭をよぎりました。
何分ぐらいそこでもがいていたでしょうか。
足が引っ掛かった木にかろうじて片手が届いたので、渾身の力で引き寄せ、両手でつかんで体を起こし、脱出成功。
あー良かった。
(^。^;)ホッ

車に戻って着替えてる間に何回も脚のあちこちをつってしまいました。
今日の歩行(滑降)距離は約7.4km、累積標高差は±860mでした。
脚の疲労感からするとたったそれだけ?!って気がします。
この図は国土地理院発行の2万5千分の1地形図を使用しています。

肌あたりがやわらかい湯で長湯してしまいました。
♪ (*´▽`)ノ
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大黒天の駐車場から南蔵王縦走路の登山口まで2kmほどでした。
駐車場に結構たくさん車が停まってたけど、みなさん刈田岳方面?
最後の花はとーます限りなく水中に近いエアーもう山を歩けなくなり…お花の山南蔵王が見れて(^^♪
大黒天の駐車場からとは驚き!
流石タフですね(*^^*)
最後のお花はミヤマトキソウです。nadeshikobuta長崎ツアーnadeshikoさん、こんばんは。
本当は旅行券と慰労休暇がセットだったんですけど、コロナ禍で休暇だけ先に取らされて、旅行券が宙に浮いてしまったのです。(;^_^A
都道府県とーます長崎ツアー勤続30年の旅行券って粋な会社ですね。
いろんな美味しいものを食し観光地等々楽しみ(^^♪
未踏の都道府県は鹿児島県だけというのも凄過ぎ!
一生地を踏むことのない県が4nadeshikobuta素晴らしい紅葉nadeshikoさん、こんにちh。
秣岳コース、超絶素敵でした。
昨日はコース上にほとんど泥濘がなくて歩きやすかったですよ。とーます素晴らしい紅葉秣岳コースが一番好きでした。
しろがね高原の草紅葉はキレイですよね(*^^*)
ただ秣岳までの登山道が泥濘が酷く抉られてた記憶があって…
今はどんな感じなんでしょ。nadeshikobuta深緑へmorinoさん、こんにちは。
前日は山の天気予報があまり良くなかったので、日曜日にしましたが、土曜日も良かったようですね。
レンゲツツジとヤマツツジの見分けがあまりとーます深緑へおっ、山復活!?
私は前日に泉ヶ岳でした。
頂稜のレンゲツツジが綺麗でしたね。morino深緑へnadeshikoさん、こんにちは。
私も久しぶりだったので、忘れ物はするは、1度木の根に引っかかって転ぶはと初心者に戻ってました。(^^;とーます深緑へ山から遠ざかって久しく・・・
せめて水神まででもと思いつつ・・・気力も萎えてしまいました(笑)nadeshikobuta