2012.4.29 至仏山(2,228.1m) 
尾瀬ヶ原の西端に位置する山ノ鼻にベースキャンプを張って、周辺の山を登り滑ろうという企画です。
この企画のポイントは鳩待峠の駐車場に停まれるかどうか。
ゴールデンウィークに朝早くに満車になってしまって、はるか手前の戸倉に駐車してシャトルバスでのアプローチになってしまうそうなので、前夜21時ごろ仙台の自宅を出発しました。
ところが1時半ごろ鳩待峠の9kmほど手前を通ると2~30台の車列が出来ています。
なんでこんなところに?と思いながら少し進むと夜間通行止め。
雪崩のおそれがあるため18時から6時まで通行止めですとの表示・・・。
仕方なく車列の最後尾に車を停めて車中泊。
しかし、寝てる間に通行止めが解除になって取り残されるのが心配でおちおち寝てられません。
結局5時前には起きてしまい、運転席で通行止め解除を待ちましたが、6時ちょうどに通行できるようになりました。

鳩待峠の駐車場には6時20分ごろ到着。
かなりぎっちり駐車させられて、帰りに出られるのか心配になります。
係りのおじさんが一人で1台1台まわりながら駐車料金を集金しているのですが、ちっともまわってこないので待ちきれず7時02分に車を出発。
鳩待峠の休憩所でトイレに行ってすっきりして、7時13分山ノ鼻への道に入ります。
道はすっかり雪に覆われていますが、ゴールデンウィークに入って2日目なのですでに踏み跡がかなり明瞭です。

鳩待峠から山ノ鼻へは初め少し下りますが、2泊分の食料やらビールやら満載で約20kgの重荷のせいでスキーのコントロールが出来ず、何度も転びながら下りました。
転んだらなかなか起き上がれないし、やばそうなところはスキーを何度も脱いだりしたので、つぼ足のおじさんとおばさんの二人組みについていくことができませんでした。
(^^ゞ
雪の切れ目のミズバショウはまだちょっと早くて、花が開いていませんでした。

山ノ鼻に向かって平坦な川原状の地形を行きます。
スノーブリッジやら川を高巻いたりするところが度々あって、あまりすいすい進みませんが天気がいいので気分は上々。

8時17分キャンプ場に到着。
至仏山荘で2泊分の受付をして、テントを設営します。
水場の水は飲めます。
8時56分テント設営を完了して、シールを付けてアタックザックに必要なものだけ詰めて身軽になって至仏山に向けて出発!

うわーでかい!
写真左側の尾根を登って、中央のムジナ沢を下る予定です。

汗をかきかき登って行きます。
初めのうちは木の影を通って涼しいのですが、すぐに森林限界を超えて日差しに刺されます。
(~Q~;) あっち~

振り返ると尾瀬ヶ原と燧ケ岳が見えます。
良い眺めだなあ。

山ノ鼻を出発して約2時間、11時に至仏山の山頂に到着。
山頂からは360度の絶景です。
が、人の多さの方にびっくり。
雪のある山でこれほど人が多いのははじめてかも。
ほとんどの人は鳩待峠から、小至仏経由で来るようで、小至仏方面は後から後から登ってくる人の列が見えます。
ゴシゴシ(-_\)(/_-)三( ゜Д゜) ス、スゲー!

明日行く予定の平ヶ岳方面も偵察。
あの平べったいのが平ヶ岳だな。
思ってたよりアップダウンがあって、手ごわそうだ。
山頂で軽くランチしてシールを外して滑降に入ります。

北側の方にトラバースしながらムジナ沢の上部から滑り込みます。
ところどころストップする雪ですが、全体的にはザラメで滑りやすい。
うひょーーーーーー!
ヾ(@⌒▽⌒@)ノ
気持ち良い!
20~30分で滑りきってしまいました。

もう一回登ろうかとチラッと思いましたが、ビールの誘惑に負けて11時55分にテントに戻ってしまいました。
早くもビールで乾杯!
当然500cc一本じゃ足りないので山荘でビールと酒を買い足しました。
(^^ゞ
至仏山荘の受付のおにいさんが楽しんごそっくりで笑った。
この酒もうまかった。
(@ ̄¬ ̄@)
濡れモノを乾かしたり、山荘でお風呂(温泉ではありません、シャンプーや石鹸も使えません)に入ったりしながらのんびりと早春の尾瀬をすごします。
キャンプ場ではまったく風が無く暑いくらいです。

左端のオレンジのテントが私のです。
となりに大学の山岳部?の大きなテントが張られて楽しそうです。
なぜかフライシートのサイズが合わなくて寸足らずなのが面白い。
今回ラジオを持ってくるのを忘れてしまって退屈を覚悟していたのですが、彼らを観察して楽しく過ごせました。
夕飯(フリーズドライカレーとアルファ米)を食べて、ウィスキーをちびちびやって、昨夜の寝不足と明日の長丁場の体力を養うため、まだ明るい5時半ごろには就寝しました。

尾瀬BCツアー1日目のGPSトラックです。
この日歩いた(滑った)距離は10.6km、累積標高差は+449m、-1028mでした。
鳩待峠から山ノ鼻までの重荷を背負った下りが、かなりダメージきました。
夕方テントに入るとき内転筋が攣りました。
☆ ̄(>。☆)イテェ
この図は国土地理院発行の2万5千分の1地形図を使用しています。
尾瀬BCツアー2日目へ続く
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日本百名山 群馬の山
大黒天の駐車場から南蔵王縦走路の登山口まで2kmほどでした。
駐車場に結構たくさん車が停まってたけど、みなさん刈田岳方面?
最後の花はとーます限りなく水中に近いエアーもう山を歩けなくなり…お花の山南蔵王が見れて(^^♪
大黒天の駐車場からとは驚き!
流石タフですね(*^^*)
最後のお花はミヤマトキソウです。nadeshikobuta長崎ツアーnadeshikoさん、こんばんは。
本当は旅行券と慰労休暇がセットだったんですけど、コロナ禍で休暇だけ先に取らされて、旅行券が宙に浮いてしまったのです。(;^_^A
都道府県とーます長崎ツアー勤続30年の旅行券って粋な会社ですね。
いろんな美味しいものを食し観光地等々楽しみ(^^♪
未踏の都道府県は鹿児島県だけというのも凄過ぎ!
一生地を踏むことのない県が4nadeshikobuta素晴らしい紅葉nadeshikoさん、こんにちh。
秣岳コース、超絶素敵でした。
昨日はコース上にほとんど泥濘がなくて歩きやすかったですよ。とーます素晴らしい紅葉秣岳コースが一番好きでした。
しろがね高原の草紅葉はキレイですよね(*^^*)
ただ秣岳までの登山道が泥濘が酷く抉られてた記憶があって…
今はどんな感じなんでしょ。nadeshikobuta深緑へmorinoさん、こんにちは。
前日は山の天気予報があまり良くなかったので、日曜日にしましたが、土曜日も良かったようですね。
レンゲツツジとヤマツツジの見分けがあまりとーます深緑へおっ、山復活!?
私は前日に泉ヶ岳でした。
頂稜のレンゲツツジが綺麗でしたね。morino深緑へnadeshikoさん、こんにちは。
私も久しぶりだったので、忘れ物はするは、1度木の根に引っかかって転ぶはと初心者に戻ってました。(^^;とーます深緑へ山から遠ざかって久しく・・・
せめて水神まででもと思いつつ・・・気力も萎えてしまいました(笑)nadeshikobuta